ホーアー・カステン(スイス), 2015

ヨーロッパの中心にWebnet

絶景を楽しむ登山道

長さ259 mある頂上の登山道では、スイス東部の人気の山からの素晴らしい景色が眺められます。あまり訓練を積んでいない登山客でも、ヤコブ・ロープ・システムズのWebnetで安全が守られているので、風景を楽しめます。

この道は山頂を取り巻き、360°のパノラマでスイス、リヒテンシュタイン、オーストリア、ドイツ、フランス、イタリアの6つの国を展望できます。展望台、印象的な岩だらけの道、そしてパノラマの情報板によって、訪問客は魅力的な山の世界にどっぷり浸れます。高山植物園沿いのセクションは車いすでも利用可能です。

スイスの建築雑誌「Hochparterre」から、このプロジェクトの設計者、ベアト・ニプコウが「ブロンズ・ラビット」賞に表彰されました。最も重要である、印象的なパノラマの眺めに集中した控えめなデザインが審査員からは高く評価されました。この山道はドラマチックなスロープになったり、一部は岩場でとぎれたりしています。そして、道のどこにもWebnetが設置されていて必要な安全性をもたらしています。

Webnet:控えめな安全性

美しさの点以外でも、この控えめな建築は環境保護団体から評価されています。コンセプトの中心部分にあるのは、ステンレススチールのロープネットWebnetです。視界を遮らないネットは、手すりの隙間埋めとして役立っていますが、その他多くのアプリケーションも考えられ、デザイナーとランドスケープ建築家が使えるオプションを増やしています。安全性、耐性、美観、そして設置の簡単さが最高度に求められるところにはどこにもこのネットが見られます。ステンレススチール建築は軽量で、あらゆる種類の天気に強く、高山では頻繁に起きる気温の極端な変動にも耐性を備えています。高い安全基準とほとんど透明な外観が組み合わせられています。これらすべての特性によって、Webnetは海抜1,785 mにおける難しい建築プロジェクトにも最も妥当な選択でした。

建築:Nipkow landscape architects(チューリッヒ)
施主:Hoher Kasten Drehrestaurant und Seilbahn AG(ブリュリザウ)

ヤコブ製品

Webnet Ø 1.5 mm、メッシュ 40 mm、280 m²