Rotbach橋
背景とコンセプト
ルツェルン州ローテンブルクにある新しいロートバッハ橋は、1975年にプレストレストコンクリート橋として建設され、ルツェルンとベロミュンスターを結ぶ幹線道路を、深さ約28メートルのロートバッハ渓谷の上に架けています。全長128.6メートルのこの橋は、自動車交通だけでなく、近くのローテンブルク駅を利用する多くの歩行者にとっても重要な交通の要所となっています。
橋の改修工事の一環として、転落や自殺の危険性を持続的に低減するための安全対策が策定されました。既存の手すりの高さ増設に加え、受動的な水平防護装置が採用されました。その目的は、橋の透明感や外観を大幅に変えることなく、安全性を著しく高めることでした。
計画と施工
Jakob Rope Systems社は、鉄骨構造とWebnet構造を組み合わせた特注の防護構造物を施工しました。繊細な網状のパネルは橋の両側に配置され、構造物に可能な限り目立たないように溶け込みながら、追加の安全バリアを形成しています。
合計34枚のスリーブレス・ウェブネット要素が、総面積818平方メートルにわたり設置されました。ネットは、線径6ミリメートル、メッシュサイズ120ミリメートルのガルファン(Galfan)めっきワイヤーロープで構成されています。張力保持には、直径14~19ミリメートルの亜鉛メッキスパイラルロープが使用されました。端部の接続には、Jakob Rope System社のForteシリーズから、耐食性に優れたAISI 316ステンレス鋼製の部品が採用されました。
頑丈な鉄骨構造と透明感のあるWebnet構造の組み合わせにより、安全要件を満たしつつ、橋の開放的な印象を損なわない、耐久性が高くメンテナンスの手間が少ないソリューションが実現しました。








