コルマール(フランス), 2015

葉に覆われた回廊

モンターニュ・ヴェルト広場

都会空間の緑化は見て美しいだけでなく、その他多くのメリットももたらします。広場のアーチが日陰を作り、空間に秩序を生み出します。ヤコブ・ロープ・システムズのケーブルが、このデザインで重要な役割を果たしています。

フランス・アルザス地方コルマールの旧市街にあるモンターニュ・ヴェルト広場、二月二日広場の再設計はこの街に新しく緑の呼吸できる場所を作り出しました。24個のスチールのアーチがヤコブ・ロープ・システムズのワイヤロープによって接続され、このワイヤロープが植物のつるが巻き付く補助になって日陰をもたらします。

植物が鬱蒼としたロープは緑の廊下を作り出し、修道院の回廊を思い起こさせます。かつてこの場所に存在したフランシスコ会の女子修道院の歴史がこだましています。中世の修道院のように、緑化が静寂な空間を生み出し、喧噪な街の中心部で住民や観光客に人気の場所になっています。