チューリッヒ(スイス)

間近で動物を体験

チューリッヒ動物園、入場可能な鳥類ケージ

ショウジョウトキ、ヒロハシサギ、クビワコガモが棲むチューリッヒ動物園の新しい鳥類ケージは訪問客が自由に入っていけます。

このケージはこれらの鳥類の自然の棲息場所や鳥たちが必要とするものに合わせて設計されています。ケージは最高8.5 mの金属の柱に吊るされ、鳥が飛びまわれるよう200m²以上のスペースがたっぷりと設けられています。ケージ内の樹木が日陰をもたらし、心地よい気候を作り出します。この棲息場所は訪問客にとっても特別な体験になります。ケージの中に自由に入っていき、動物を間近で体験できるからです。

特殊な要件に対応するWebnet

プロジェクトの最初からヤコブ・ロープ・システムズは建築家や顧客と緊密に連係し、特殊なニーズに対応できるよう作業してきました。例えば、このエリアの樹木はケージに統合されなければなりませんでした。特殊なネットの開口部が綿密に計画され、樹木が自由に動けるようにしながら、漏斗形のネットがスチールリングから幹までのスペースを囲みました。

建築:vetschpartner Landschaftsarchitekten AG
ネット構造エンジニアリング:Pfeifer Ingengieure(コンスタンツ)