11. 8月 2021

Goodwood Festivalのワイヤロープアート

トルプシャヘンで製造された数多くのJakob製ロープが全世界へと送られていますが、いったいどのように利用されているのでしょうか?トルプシャヘン製のワイヤロープを使った特別なプロジェクトがこの夏、イギリスのGoodwood Festivalで実現されました。

「Goodwood Festival of Speed」はモータースポーツのイベントで、毎年オブジェが披露されます。今年のフェスティバルでは、Tensegrity構造のオブジェにJakobのロープとForteフォークヘッドが装備されました。そして、このオブジェ(Format Engineersの設計)がLotus Carsの新しいスポーツカーの展示の舞台として使われました。

オブジェの建設のために、Jakobでは(販売パートナーのMMA Architectural Systemsを通じて)直径6~26mmの251本のステンレススチールロープ(全長750m)を納入しました。厚さ8mm以上のロープにはすべてForteフォークヘッドが装備されています。さらにロープには、オブジェ内でそれぞれ固有の運転負荷と回転方向が設定されました。組み立てられた状態では、緊張したロープが、自由に揺れ動くオブジェの金属の枠組みをしっかり安定させています。

ロープはすべて2021年5月にトルプシャヘンで製造され、製造後、組み立てのため、英国に送られました。納期通りに届いた材料を使って、顧客のLittlehampton Welding社が金属の構造物を建設し、Jakobのロープを統合しました。

Goodwood Festivalの終了後、オブジェはWesthampnettからロンドンにあるLotus Cars本社に移されました。

(写真はすべてCrate47撮影)